インプラントを長持ちさせるために意識したい生活習慣
はじめに
インプラント治療を終えたあと、「できるだけ長く使い続けるために、普段の生活で気をつけることはあるのだろうか」と考える方もいるのではないでしょうか。インプラントの使用期間には、日々のセルフケアだけでなく、噛み合わせへの負担や生活習慣も関わるとされています。この記事では、インプラントを長く使い続けるために意識したい生活習慣について、一般的なポイントをご紹介します。
目次
- 生活習慣がインプラントに影響するとされる理由
- 意識したい生活習慣のポイント
- 定期的なメンテナンスとの組み合わせ
- よくある質問
生活習慣がインプラントに影響するとされる理由
インプラントは、顎の骨と結合して噛む力を支える治療法です。人工歯そのものは虫歯になりませんが、周囲の歯ぐきや骨は、天然歯と同じように、細菌の影響や過度な力の影響を受ける可能性があるとされています。
そのため、毎日の過ごし方や習慣が、インプラントを支える組織の健康に関わる場合があります。使用期間には個人差があり、生活習慣を整えたからといって一定の期間を保証できるものではありませんが、リスクとなりうる要因を減らす意識は大切です。
意識したい生活習慣のポイント
インプラントを長く使い続けるために、日常で意識したいとされるポイントを整理します。
噛み合わせへの負担を減らす
歯ぎしりや食いしばりの習慣があると、インプラントや周囲の歯に過度な力がかかることがあります。就寝中の歯ぎしりは自覚しにくいため、朝起きたときに顎が疲れている、歯がすり減っているなどが気になる場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。状態によっては、ナイトガード(就寝時に装着するマウスピース)の使用が検討される場合があります。
また、氷や硬いものを日常的に噛む習慣や、爪や物を噛む癖も、負担になることがあるとされています。
喫煙習慣を見直す
喫煙は歯ぐきの血流に影響を与え、周囲組織の健康状態に関わる可能性があると指摘されています。インプラント周囲炎のリスクに関わる要因のひとつとされているため、気になる方は歯科医師に相談してみましょう。
口腔内を清潔に保つ習慣
毎日の丁寧な歯みがきに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助清掃用具を併用し、インプラント周囲の汚れをためないようにすることが大切です。使い方に不安がある場合は、歯科医院で確認しておくと安心です。
全身の健康管理
糖尿病など、全身の状態が歯ぐきや骨の健康に関わる場合があるとされています。持病がある方は、かかりつけ医の指示に従った健康管理を続けることも、お口の健康維持につながると考えられています。
バランスのよい食生活
偏りの少ない食事は、全身の健康維持の基本です。また、よく噛んで食べる習慣は、お口全体の機能を保つうえでも大切とされています。
定期的なメンテナンスとの組み合わせ
生活習慣の見直しに加えて、歯科医院での定期検診を受けることが重要です。セルフケアや生活習慣だけでは気づきにくい、歯ぐきや骨の変化、噛み合わせのずれなどを、早期に確認しやすくなります。検診の頻度は口腔内の状態によって異なりますが、一般的には数ヶ月に一度程度が目安とされることが多いです。
当院では、北海道医療大学歯学部を卒業し、IDIA(国際アメリカインプラント学会)認定医およびインプラント専門医の資格を持つ院長が、治療後の生活上のポイントや検診についてもご説明しています。これらの資格は学会の基準を満たした場合に付与されるものであり、治療結果や使用期間を保証するものではありません。
なお、インプラント治療は自由診療となり、当院では総額36.74万円〜(税込)を目安としています。骨の状態によってはサイナスリフト(11万円)、ソケットリフト(5.5万円)、GBR(5.5万円)などの追加処置が必要になる場合があり、その場合は別途費用が発生します。また、外科的な処置となるため、腫れや出血、まれに感染などのリスクを伴う可能性があります。生活習慣や費用について気になる点がある方は、無理に来院を急ぐ必要はありません。ご自身のタイミングでカウンセリングにてご相談ください。お問い合わせはお電話またはWEB予約フォームより承っております。
よくある質問
Q1. 歯ぎしりをしているかどうかは、どうすればわかりますか?
A. 就寝中は自覚しにくいため、起床時の顎の疲れや、歯のすり減りなどが目安になる場合があります。気になる場合は、歯科医院で確認してもらうことをおすすめします。
Q2. 禁煙できない場合は、インプラントを使い続けられませんか?
A. 一律に使い続けられなくなるわけではありません。ただし、周囲組織への影響が指摘されているため、気になる方は歯科医師に相談してみてください。
Q3. 定期検診はいつから受ければよいですか?
A. 治療完了後は、定期的な検診を継続することが大切とされています。具体的なタイミングや頻度は、治療後にご案内しています。
まとめ
インプラントを長く使い続けるためには、歯ぎしりや食いしばりへの配慮、喫煙習慣の見直し、口腔内を清潔に保つ習慣、全身の健康管理など、日々の生活習慣が関わっているとされています。あわせて、歯科医院での定期検診を継続することも大切です。生活習慣やインプラントのケアについて気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
お気軽にお問合せ下さい
インプラントの生活習慣やケアについてご不明な点がある方は、まずはカウンセリングでご相談ください。お電話またはWEB予約フォームからご予約いただけます。アクセス情報も当院サイトにてご案内しております。
監修者情報
監修:古舘辰彦(かまくらサンライズ歯科 院長)
資格:国際アメリカインプラント学会(IDIA)認定医/インプラント専門医/インビザプラチナドクター/小児歯科相談医
経歴:北海道医療大学歯学部卒業
