インプラント症例紹介(26)

骨造成が必要かどうかはどう判断される?


はじめに

インプラント治療を検討する中で、「自分の場合、骨造成が必要になるのだろうか」と気になる方もいるのではないでしょうか。骨造成が必要かどうかは、見た目や自覚症状だけでは判断できません。この記事では、骨造成の必要性がどのような検査項目に基づいて判断されるのか、一般的な考え方を解説します。


目次

  • 骨造成の必要性を判断する意味
  • 判断に用いられる代表的な検査項目
  • 骨造成が検討される場合の流れ
  • よくある質問

骨造成の必要性を判断する意味

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込んで固定する治療法です。そのため、骨に一定の量や厚みがなければ、インプラントを安定して支えることが難しくなる場合があります。

骨の量や質は、レントゲンだけでは正確に把握しにくく、外見からの判断も困難です。そのため、専用の検査機器を用いて、骨の状態を客観的に確認したうえで、骨造成が必要かどうかを判断することが重要とされています。


判断に用いられる代表的な検査項目

骨造成の必要性を判断する際には、主に次のような検査項目が確認されます。

CT検査による骨の厚み・高さの確認

CT検査では、顎の骨を立体的に撮影し、骨の厚みや高さを詳細に確認することができます。インプラントを埋め込む位置における骨の量が、安定した固定に十分かどうかを判断する材料となります。

骨の幅の確認

骨の高さだけでなく、幅も重要な判断材料です。骨の幅が不足していると、インプラントが骨からはみ出してしまう可能性があるため、GBRなどの処置が検討されることがあります。

神経や上顎洞など周辺組織の位置

下顎では神経の位置、上顎では上顎洞(副鼻腔)の位置なども、インプラントを埋め込むスペースに関わる重要な情報です。これらの位置関係によって、骨造成の要否や方法が変わる場合があります。

歯周病の進行度合い

歯周病が進行している場合、歯を支えていた骨が広範囲に吸収されているケースがあります。歯周病の状態を確認することも、骨造成の必要性を判断するうえで参考になるとされています。


骨造成が検討される場合の流れ

これらの検査結果を総合的に確認したうえで、骨造成が必要かどうか、必要な場合はどの方法(サイナスリフト・ソケットリフト・GBRなど)が適しているかが検討されます。骨の不足している部位や量によって、適した方法は異なります。

当院では、北海道医療大学歯学部を卒業し、IDIA(国際アメリカインプラント学会)認定医およびインプラント専門医の資格を持つ院長が、CT検査などの結果をもとに骨造成の必要性を判断し、治療計画をご提案しています。これらの資格は学会の基準を満たした場合に付与されるものであり、治療結果を保証するものではありません。

当院のインプラント治療費用(税込)は、総額36.74万円〜を目安としています。骨造成が必要な場合、サイナスリフト(11万円)、ソケットリフト(5.5万円)、GBR(5.5万円)などの追加処置に別途費用が発生します。また、これらは外科的な処置となるため、腫れや出血などのリスクを伴う可能性があります。検査結果や費用について気になる点がある方は、無理に来院を急ぐ必要はありません。ご自身のタイミングでカウンセリングにてご相談ください。お問い合わせはお電話またはWEB予約フォームより承っております。


よくある質問

Q1. 骨造成が必要かどうかは自分で判断できますか? A. 骨の状態は見た目だけで判断することが難しいため、CT検査などの専門的な検査によって確認する必要があります。

Q2. 検査の結果、骨造成が不要と判断されることもありますか? A. はい、骨の量が十分であれば、骨造成を行わずにインプラントを埋め込めるケースもあります。検査結果をもとに判断されます。

Q3. 骨造成の要否はどのタイミングでわかりますか? A. 一般的には、初診カウンセリング時のCT検査の結果をもとに、治療計画の説明の中でご案内しています。


まとめ

骨造成が必要かどうかは、CT検査による骨の厚み・高さ・幅の確認や、神経・上顎洞の位置、歯周病の進行度合いなど、複数の検査項目をもとに総合的に判断されます。自己判断が難しい部分だからこそ、専門的な検査を受けることが大切です。骨の状態について気になる方は、まずは検査を受けてみてはいかがでしょうか。


お気軽にお問合せ下さい

骨造成の必要性についてご不明な点や不安なことがある方は、まずはカウンセリングでご相談ください。お電話またはWEB予約フォームからご予約いただけます。アクセス情報も当院サイトにてご案内しております。


監修者情報

監修:古舘辰彦(かまくらサンライズ歯科 院長) 資格:国際アメリカインプラント学会(IDIA)認定医/インプラント専門医/インビザプラチナドクター/小児歯科相談医 経歴:北海道医療大学歯学部卒業


この記事を書いた人

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