インプラント症例紹介(13)

骨が少ないと言われたら?サイナスリフト・ソケットリフト・GBRの違い


はじめに

インプラント治療を検討する中で、「骨の量が足りない」と説明され、不安に感じた方もいるのではないでしょうか。骨が少ない場合には、骨を補うための処置が検討されることがあります。この記事では、代表的な骨造成の方法であるサイナスリフト・ソケットリフト・GBRについて、それぞれの違いを整理してご紹介します。


目次

  • 骨が少ないと言われる理由
  • 骨造成の代表的な3つの方法
  • 骨造成の処置と当院での対応
  • よくある質問

骨が少ないと言われる理由

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込んで固定する治療法です。そのため、骨に一定の厚みや高さがないと、安定した状態でインプラントを埋め込むことが難しい場合があります。

歯を失ってから長期間が経過すると、刺激が減ることで骨が痩せていく傾向があるとされています。また、もともとの骨格や、歯周病の影響などによって、骨の量が少ない状態になっているケースもあります。骨の状態はCT検査などによって確認され、量が不足していると判断された場合には、骨を補うための処置が検討されることがあります。


骨造成の代表的な3つの方法

骨が不足している場合に検討される代表的な処置として、サイナスリフト・ソケットリフト・GBRの3つが挙げられます。

サイナスリフト

上顎の奥歯部分で、上顎洞(副鼻腔のひとつ)に近く骨の高さが大きく不足している場合に検討される方法です。上顎洞の粘膜を持ち上げ、その下のスペースに骨補填材を入れることで骨の厚みを補います。

ソケットリフト

サイナスリフトと同じく上顎の骨を補う方法ですが、骨の不足量が比較的軽度な場合に検討される方法です。インプラントを埋め込む穴から骨補填材を入れる方法で、サイナスリフトに比べて身体への負担が少ないとされています。

GBR(骨再生誘導法)

顎の骨の幅や高さが不足している場合に、メンブレン(人工膜)を使って骨の再生を誘導する方法です。上顎・下顎いずれの部位でも検討される処置で、骨の欠損している部分に骨補填材を置き、メンブレンで覆うことで骨の再生を促します。


骨造成の処置と当院での対応

どの骨造成法が適しているかは、骨が不足している部位や量によって異なります。CT検査などによって骨の状態を確認したうえで、適切な処置が検討されることになります。

当院では、北海道医療大学歯学部を卒業し、IDIA(国際アメリカインプラント学会)認定医およびインプラント専門医の資格を持つ院長が、検査結果をもとに骨造成の必要性を含めた治療計画をご提案しています。これらの資格は学会の基準を満たした場合に付与されるものであり、治療結果を保証するものではありません。

当院の費用(税込)は、サイナスリフト11万円、ソケットリフト5.5万円、GBR5.5万円を目安としており、インプラント治療自体は総額税込363,000~となります。いずれも自由診療となり、これらの処置には腫れや出血、まれに感染や骨補填材の吸収など、外科的な処置に伴うリスクが想定されます。費用や処置の内容について気になる点がある方は、無理に来院を急ぐ必要はありませんので、ご自身のタイミングでカウンセリングにてご相談ください。お問い合わせはお電話またはWEB予約フォームより承っております。


よくある質問

Q1. 骨造成をすると治療期間はどのくらい延びますか? A. 処置の内容や骨の状態によって個人差があります。骨が結合するまでの期間が必要になるため、通常のインプラント治療より長くなる傾向があります。

Q2. サイナスリフトとソケットリフトはどちらが体への負担が大きいですか? A. 一般的にサイナスリフトのほうが処置の範囲が広くなる傾向があり、ソケットリフトは比較的負担が少ないとされています。適応は骨の不足量によって異なります。

Q3. 骨造成をしても必ず骨は増えますか? A. 骨の状態や個人差によって結果は異なるため、断定的にお答えすることはできません。詳しくは検査結果をもとにご説明しています。


まとめ

骨が少ないと言われた場合、サイナスリフト・ソケットリフト・GBRといった骨造成の方法が検討されることがあります。それぞれ適応となる部位や骨の不足量が異なるため、CT検査などによる確認が欠かせません。骨の量について不安がある方は、まずは検査を受けて現状を確認することをおすすめします。


お気軽にお問合せ下さい

骨造成についてご不明な点や不安なことがある方は、まずはカウンセリングでご相談ください。お電話またはWEB予約フォームからご予約いただけます。アクセス情報も当院サイトにてご案内しております。


監修者情報

監修:古舘辰彦(かまくらサンライズ歯科 院長) 資格:国際アメリカインプラント学会(IDIA)認定医/インプラント専門医/インビザプラチナドクター/小児歯科相談医 経歴:北海道医療大学歯学部卒業


この記事を書いた人

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